車雑誌やウェブサイトを見ているとBセグメントという見慣れない言葉が出てくることってありますよね?
ヨーロッパでは車のサイズによってA~Fのセグメントに分けることがあり、日本でも輸入車のサイズを表すときにセグメントを使うことがあります。
そこで今回はBセグメントについての解説とBセグメントに分類されるおすすめ車種を紹介していきます!
Bセグメントとは?
Bセグメントは全長が3,750mmから4,200mmまでの車種を表しており、コンパクトカーやハッチバックタイプの車が多く揃っています。
全長の長さによってAからFまでに分類されAセグメントは3,750mm以下の車種でCセグメントは4,200mm~4600mm以下の車種を表します。
- Aセグメント:3,750mm以下
- Bセグメント:3,750mm~4,200mm
- Cセグメント:4,200mm~4,600mm
- Dセグメント:4,600mm~4,800mm
- Eセグメント:4,800mm~5,000mm
- Fセグメント:5000mm以上
Bセグメントは国産車だとアクア、ノート、デミオなど売れ筋のハッチバックが揃うライバル争いが激しいカテゴリー!
さらに輸入車まで目を向けてみるとプレミアムコンパクトカーと呼ばれる高級車や小さくて軽い車体に200馬力以上を叩き出す高出力エンジンを積んだホットハッチバックも数多くあり選択肢は豊富です。
またホットハッチになるとマニュアルトランスミッションを選べるグレードが増えるのも車好きにとっては嬉しい点です。
エンジンの総排気量は1.0L~1.5L
Bセグメントの車は直列3気筒もしくは4気筒で総排気量は1.0L~1.5Lのエンジンを積んでいることが多いです。
ただミニ・クーパーSやルノー・ルーテシアRSなどスポーツモデルになると1.5L~2.0Lのエンジンにターボやスーパーチャージャーを組み合わせてパワーアップ&足回りも硬めに設定されており、気持ちの良いドライブやサーキット走行を楽しめるようになります。
Bセグメントは車が小さくターボが付くだけで同じ車種でもドライブフィーリングや得られる加速感は全く異なるので、スポーツモデルがラインナップされているときは是非ベースモデルとスポーツモデルを試乗して比較してみましょう!
ボディタイプはハッチバックが多い
Bセグメントのボディタイプはほとんどがハッチバックでセダン・SUV・クーペは少ないです。
ただ近年はコンパクトSUVがブームになっていることからBセグメントのSUVもスズキ・クロスビーやアウディ・Q2など徐々に増えており、車が小さいことに加えてドライビングポジションが高く視野も広いため運転のしやすさから女性からの人気が高くなっています。
BCセグメント
Bセグメントの車をベースにして全長を伸ばした車種やグレードのことをBCセグメント、フルBセグメント、Bセグメントロングと呼ぶことがあります。
BCセグメントは対象となる車種が少ないため、あまり使われる言葉ではありませんが豆知識として紹介します。
BCセグメントの代表車種としてはフィット(全長3,900mm)のロングボディ版だったフィットシャトル(全長4,410mm)があげられますが、2015年5月からは車種名をシャトルとしてフィットから独立して発売されています。
Bセグメントのおすすめ国産車
Bセグメントの国産車は各メーカーの売れ筋車種が揃っており、特にハイブリッドのコンパクトハッチバックで熾烈な燃費争いを繰り広げています!
トヨタ・アクア
Bセグメント車種の中で燃費の面でトップレベルを誇るトヨタ・アクアはコンパクトなハイブリッド車として人気があります。
上級グレードでは自動ブレーキシステムや自動ハイビームシステムが搭載されているなど、安全面と乗り心地、そして利便性の全てにおいて最高レベルを追求した車種といっても過言ではないでしょう。
他の車種と比較すると空力抵抗を減らすために車高が低く全体的にコンパクトにまとめられているため、トランク部分と後部座席は若干狭い構造となっていますが、少人数での利用や普段の通勤や買い物のためとしてはガソリン代も安く済みますし便利な車種です。
インテリアはダッシュボードにステッチ加工の施されたソフトパッド素材を使用するなど質感高く仕上げられています。
プリウスと並んでトヨタのハイブリッドを代表する車種になりましたね。
アクア・Gソフトレザーセレクションのスペック
- 全長×全幅×全高 :4050×1695×1455mm
- エンジン:直列4気筒+モーター
- 総排気量:1496cc
- 最高出力:74ps(54kW)/4800rpm
- 最大トルク:11.3kg・m(111N・m)/3600~4400rpm
- 燃費:24.0km/l
- 価格:2,079,000円
日産・ノート
ノートはコンパクトなボディながら広い室内空間を確保した使い勝手の良い車です。
2012年から発売されている2代目ノートは日本の自動車としては初めて女性が開発責任者を務めたことでも知られており、男性にはない女性ならではの視点から車づくりをしたことにより様々な部分で気の利く扱いやすい車になりました。
また2016年11月にはエンジンで発電した電気エネルギーでモーターを駆動させて走行するシリーズ方式ハイブリッドシステムを搭載したノート・e-Powerを発売したことで注目を集めました。
ノート・e-Power Sというグレードでは37.2km/lというトヨタ・アクアの38.0km/lに匹敵する燃費性能を実現させています。
インテリアは円や曲線をうまく組み合わせた柔らかい印象のデザインに仕上げられており女性が開発責任者を務めたことが伝わってきますね。
またノートは低燃費モデルだけではなく日産の本格的スポーツモデルを手掛けるニスモによりカスタマイズされたモデルもあります。
ガソリンエンジンのニスモSは直列4気筒1.6Lエンジンに5速のマニュアルトランスミッションを組み合わせたホットハッチとして人気を集めており、e-Power ニスモSは通常モデルよりも出力・トルクともに約25%パワーアップしていることに加えて専用ボディ補強&サスペンション強化によりスポーツカー並みの走行性能を手に入れました。
ノート・e-Power メダリストのスペック
- 全長×全幅×全高 :4100×1695×1520mm
- エンジン:直列3気筒+モーター
- 総排気量:1198cc
- 最高出力:79ps(58kW)/5400rpm
- 最大トルク:10.5kg・m(103N・m)/3600~5200rpm
- 燃費:34.0km/l
- 価格:2,353,320円
ホンダ・フィット
ホンダのフィットはステップワゴンやオデッセイなど低重心ミニバンの技術を共有して作られたコンパクトハッチバックでノートと同じく広い室内空間を確保しています。
自動ブレーキや車線逸脱警報機能を備えた「ホンダセンシング」が標準装備になるグレードや上品にカスタマイズされた「モデューロスタイル」、そして本格的なスポーツ走行を楽しめる「無限フィット」などドライバーの好みに合わせた車選びができるのも魅力。
インテリアは実用性重視で作られていますがダッシュボードやドアトリムにアルミやソフトパッド素材を使用して質感の良さも追及しています。
またiPhoneやAndroidなどスマートフォンをUSB接続してカーナビゲーションアプリやメールアプリを車内のディスプレイに表示させることができる「Apple Car Play」、「Android Auto」に対応する最新デバイスも装備。
常にインターネットから最新情報に更新された地図データでナビをしてくれるのは助かりますよね。
フィット・13G Lホンダセンシングのスペック
- 全長×全幅×全高 :3990×1695×1525mm
- エンジン:直列4気筒+モーター
- 総排気量:1317cc
- 最高出力:100ps(73kW)/6000rpm
- 最大トルク:12.1kg・m(119N・m)/5000rpm
- 燃費:24.6km/l
- 価格:1,653,480円
マツダ・デミオ
マツダのデミオは鼓動デザイン&クリーンディーゼルがBセグメントのコンパクトハッチバックとしては異彩を放つ車。
クリーンディーゼルの最高燃費はJC08モードで30.0km/lとアクアやノートに比べると劣りますが、レギュラーガソリンよりもリッターあたり20円安い軽油が使用燃料ですからガソリン代で考えると十分に経済的です。
デミオはブラウンのスエード調人工皮革を使って大人の雰囲気に仕上げられたインテリアが魅力の「ミストマルーン」や赤いファブリック素材に真っ白で手触りの良いソフト素材を組み合わせた「ノーブルクリムゾン」など特別仕様車が多いのも特徴。
これら斬新な色使いの特別仕様車は車のデザイナーではなく部屋やオフィススペースなど空間作りのスペシャリストであるカラー&トリムデザイナーが手掛けています。
デミオ・XDツーリングLパッケージのスペック
- 全長×全幅×全高 :4060×1695×1525mm
- エンジン:直列4気筒ディーゼル+ターボ
- 総排気量:1498cc
- 最高出力:105ps(77kW)/4000rpm
- 最大トルク:25.5kg・m(250N・m)/1500~2500rpm
- 燃費:26.4km/l
- 価格:2,353,320円
スズキ・スイフトスポーツ
スズキが世界に誇る車種といえば軽SUVのジムニーと欧州でも高い評価を受けているホットハッチバックのスイフトスポーツです。
欧州向けにはハンガリーに工場を持つスズキの現地法人「マジャールスズキ」が生産を手掛けています。
日本でもスイスポの愛称で親しまれている車で180万円台からという買いやすい価格ながら優れた空力抵抗や専用サスペンションなど妥協のない仕上がりになっています。
インテリアは差し色として鮮やかな赤を各所に取り入れています。
ステアリング、シフトノブなど手で触れる部分は本革巻きで仕上げられているのもドライバーにとっては嬉しいですね。
メーター中央に配置されたマルチインフォメーションディスプレイは時計や燃費情報の他に、スポーツカーならではの車に掛かっている重力を表示するGメーターやブースト庄や油温表示も可能です。
スイフトスポーツ・ベースグレードのスペック
- 全長×全幅×全高 :3890×1735×1500mm
- エンジン:直列4気筒+ターボ
- 総排気量:1371cc
- 最高出力:140ps(103kW)/5500rpm
- 最大トルク:23.4kg・m(230N・m)/2500~3500rpm
- 燃費:16.4km/l
- 価格:1,922,400円
スズキ・クロスビー
クロスビーはスズキの軽自動車「ハスラー」の大ヒットを受けて作られた普通車版ですが、ハスラーワイドやハスラーロングではなくクロスビーという新しい車種として登場したように様々な違いがあります。
エクステリアデザインは似ていますがワイドフェンダーや全体的に立体感のあるボディプレスラインなどでハスラーとの差別化を図っています。
インテリアは戦闘機を思わせるようなトグルスイッチを採用しておりハスラーとは明らかに違う部分ですね。
またパワートレインは1.0Lのダウンサイジングターボエンジンにリチウムイオンバッテリーを使用したハイブリッドシステムを組みわせた珍しいタイプで走行性能と燃費性能の両立を実現しました。
トランスミッションがCVTではなく6速のトルクコンバーター式ATというのもダイレクト間のあるドライブを楽しみたい人にとっては大きなメリットです。
CVTだとどうしてもアクセルペダルの踏み込みと車の挙動が一致しませんからね。
クロスビー・ハイブリッドMXのスペック
- 全長×全幅×全高 :3760×1670×1705mm
- エンジン:直列3気筒+ターボ+モーター
- 総排気量:996cc
- 最高出力:99ps(73kW)/5500rpm
- 最大トルク:15.3kg・m(150N・m)/1700~4000rpm
- 燃費:22.0km/l
- 価格:1,765,800円
Bセグメントのおすすめ輸入車
Bセグメントの輸入車では主に高出力エンジンを搭載したホットハッチを中心に紹介していきます!
また近年、注目のコンパクトSUVも数は少ないですが日本でも正規販売されていますよ!
VW・ポロGTI
Bセグメントの代表車種でありベンチマーク的な存在なのがフォルクスワーゲンのポロです。
ポロの最上級グレードGTIは直列4気筒2.0L+ターボの高出力エンジンに変速時間が約0.02秒の6速デュアルクラッチトランスミッションを組み合わせた本格的なホットハッチモデル。
VWのインテリアと言えば質実剛健で使い勝手は良いのですがデザイン性という観点で見ると物足りなさがありましたが、ポロGTIは光り輝く赤いパネルやチェック柄のファブリックシートなど見た目も楽しめるデザインです。
またスピードメーター、タコメーターなどは大型のメーターディスプレイに組み込まれています。
VWグループのアウディが採用している「バーチャルコックピット」とほぼ同じ最新テクノロジーです。
ポロGTI・ベースグレードのスペック
- 全長×全幅×全高 :4075×1750×1440mm
- エンジン:直列4気筒+ターボ
- 総排気量:1984cc
- 最高出力:200ps(147kW)/4400~6000rpm
- 最大トルク:32.6kg・m(320N・m)/1500~4350rpm
- 燃費:16.1km/l
- 価格:3,448,000円
ミニ・クーパーS
イギリスが誇るコンパクトカーとして知られているミニですが、現在はドイツの自動車メーカー「BMW」の傘下となっておりBMWの1シリーズとプラットフォームなどを共有しています。
ミニは高級車ではなく大衆カーという位置づけですがエンジンや機能をグレードアップした限定モデルなどが多く、高級車やスポーツカーと変わらない仕様を実現しています。
もともとヨーロッパのコンパクトカーはデザイン重視で2ドアタイプが主流ですが、BMW・ミニのF55モデルは3ドアのハッチバックタイプ(F56)を拡張して5ドアとなっています。
見た目は可愛くてコンパクトですが前席のシートはゆとりを持って作られており長距離ドライブでも疲れにくく初心者ドライバーでも運転しやすくおすすめ。
丸目でチャーミングなヘッドランプが特徴のミニですが、インテリアも円を使ったデザインでまとめられています。
また間接照明(アンビエントライト)も充実しており夜のドライブをムーディーに楽しく過ごせる工夫が施されています。
お洒落な車なのでデートカーとしてもピッタリ!
ミニ・クーパーS(3ドア)のスペック
- 全長×全幅×全高 :3860×1725×1430mm
- エンジン:直列4気筒+ターボ
- 総排気量:1998cc
- 最高出力:192ps(141kW)/5000rpm
- 最大トルク:28.6kg・m(280N・m)/1350~4600rpm
- 燃費:16.4km/l
- 価格:3,720,000円
プジョー・208GTi
プジョーらしい丸みを帯びたふっくらとしたエクステリアが魅力のプジョー208は乗り心地がBセグメントとしてはトップクラスに良く、オイルとガスを併用したサスペンションにより凸凹道など荒れた路面でも快適に走行することができます。
GTiになると1.6Lのターボエンジンになり最高出力は208psを記録。
さらにプジョースポーツが手掛けたモデルはブレンボ製4ポッドブレーキキャリパー&大型ブレーキディスク、専用のレザー・アルカンターラを使用したバケットシート、2本出しのクロームエキゾーストエンドなど男心をくすぐる装備が充実しています。
内装には赤色のステッチやメーターベゼルを使用してスポーティーにまとめられています。
6速MTのシフトノブは軽量アルミ製で見た目の質感もさることながら上質な手触りで車を操る楽しさをより一層高めています。
プジョー・208GTiプジョースポーツのスペック
- 全長×全幅×全高 :3975×1740×1460mm
- エンジン:直列4気筒+ターボ
- 総排気量:1598cc
- 最高出力:208ps(153kW)/6000rpm
- 最大トルク:30.6kg・m(300N・m)/3000rpm
- 燃費:15.6km/l
- 価格:3,686,600円
シトロエン・C3
エクステリアがユニークなシトロエンC3は芸術の国と呼ばれるフランスらしいデザインで、その斬新さとおしゃれな雰囲気が人気です。
特にドアの下部に装着されているエアバンプは横方向からの衝突を受けたときに衝撃を吸収する機能が付いていますが、それ以上に独特の見た目がデザインに溶け込んでおり魅力的なエクステリアのポイントにもなっています。
またコンパクトカーなのに装着しているタイヤ&ホイールのサイズが大きめという点もオシャレさをアップする秘訣ですし、フロント部分はシャープで切れ長な印象を与えながらも、ヘッドライトのインパクトが大きいという点も特徴です。
シトロエンC3のインテリアはスッキリと洗練された雰囲気にまとめられていて、ダッシュボードエリアを直線でまとめることによって、室内スペースを広く見せて活用しやすい工夫がされています。
欧州車のBセグメント車種と比較するとエンジンの出力やトルクの面はやや劣りますが国産車のBセグメントと比較するとほぼ同程度なので、日本の公道を走る分にはパワー不足を感じることはなく市街地など低速走行の場では余裕のある走りができます。
ターボも付いていますし全く問題はありません。
C3・カフェエディションのスペック
- 全長×全幅×全高 :3995×1750×1495mm
- エンジン:直列3気筒+ターボ
- 総排気量:1198cc
- 最高出力:110ps(81kW)/5500rpm
- 最大トルク:20.9kg・m(205N・m)/1500rpm
- 燃費:18.7km/l
- 価格:2,520,000円
シトロエン・DS3
ただでさえ独特で一風変わった車が多いフランス車の中でも、さらに異彩を放つブランドがシトロエンが展開するDSです。
そのDSから発売されているDS3はBセグメントに属するプレミアムコンパクトカー。
宝石をイメージした3連のLEDヘッドランプやDSウイングと呼ばれる大型のフロントグリル&左右に伸びるクロームメッキなどはDSならではです。
インテリアはアルミ、クローム、ピアノブラック素材を多用して質感高く仕上げられていますが、配置は使い勝手重視です。
独特のエクステリアに比べるとインテリアは大人しい印象。
DS3・パフォーマンスラインMTファイナルバージョンのスペック
- 全長×全幅×全高 :3965×1715×1455mm
- エンジン:直列4気筒+ターボ
- 総排気量:1598cc
- 最高出力:165ps(121kW)/6000rpm
- 最大トルク:24.5kg・m(240N・m)/1400~3500rpm
- 燃費:16.6km/l
- 価格:2,990,000円
ルノー・ルーテシア
ルーテシアは幅広いパワートレインがある車で0.9Lのダウンサイジングターボに5速MTを組み合わせたゼン、1.2L+ターボで普段使いとしてピッタリなインテンス、1.6L+ターボで220psの最高出力を誇るルノー・スポール・トロフィーなどが常時ラインナップされています。
またF1に参戦して得られた技術をフィードバックして開発された限定50台のRS18などスパルタンなモデルもあります。
日本ではポップなミニバン・カングーのイメージが強いルノーですが、F1に長い期間参戦していますし欧州ではスポーツカーブランドとしても高い知名度を誇ります。
ルーテシアはダッシュボードに明るい赤やオレンジを採用するなどインテリアもおしゃれ!
地味な車に見られがちですが所有してみると楽しい車です。
ルーテシア・RS18のスペック
- 全長×全幅×全高 :4105×1750×1435mm
- エンジン:直列4気筒+ターボ
- 総排気量:1618cc
- 最高出力:220ps(162kW)/6050rpm
- 最大トルク:26.5kg・m(260N・m)/2000rpm
- 価格:3,470,000円
アウディ・Q2
アウディとSUVをこよなく愛する人に人気のアウディQ2は、アウディはラインナップしているSUVの中で最もコンパクトなモデルとしてラインナップされています。
エクステリアはSUVというよりはハッチバックモデルに近いのですが、ドライバーの目線は高いので視認性をしっかり確保しています。
また街中でも高い利便性を維持するため、立体駐車場も問題なく利用できるよう車高は1,530mmに抑えられているという点も嬉しい部分で、輸入車のSUVとしては数少ない日本の道路事情にマッチした車種と言えるのではないでしょうか。
またインテリアは高級感がありながらも実用性重視となっていてトランク容量は最大で1050リットルと大容量ですし、ニーズや用途に合わせて様々な使い方ができる万能な1台。
総排気量が999ccの1.0TFSIグレードなら新車価格が299万円~となっておりアウディのSUVとしてはかなりお買い得でコストパフォーマンスに優れています。
自動車税も29,500円/年と安いのも魅力的!
アウディQ2・1.4TFSIシリンダーオンデマンドスポーツのスペック
- 全長×全幅×全高 :4200×1795×1500mm
- エンジン:直列4気筒+ターボ
- 総排気量:1394cc
- 最高出力:150ps(110kW)/5000~6000rpm
- 最大トルク:25.5kg・m(250N・m)/1500~3500rpm
- 燃費:17.9km/l
- 価格:4,050,000円
アウディ・TTクーペ
1998年に初代が登場して以来、フルモデルチェンジを重ねて現在は3代目が発売されているアウディTTクーペは世界的にみても珍しいBセグメントに属するスポーツカー。
コンパクトながらも綺麗な2ドアクーペとしてのボディラインは美しく女性的とも評されます。
クーペの他にロードスターもありオープンカーがほしい方にもおすすめ。
TTは運転席正面に各種メーター・車両情報・ナビゲーションを表示するアウディバーチャルコックピットが付いていますが、その他にディスプレイはなくテレビを見たい同乗者の人は少し不満かもしれませんね。
ドライバー中心のコックピットになっています。
TTクーペ・Sラインダイナミックリミテッドのスペック
- 全長×全幅×全高 :4190×1830×1380mm
- エンジン:直列4気筒+ターボ
- 総排気量:1798cc
- 最高出力:180ps(132kW)/5100~6200rpm
- 最大トルク:25.5kg・m(250N・m)/1250~5000rpm
- 燃費:16.6km/l
- 価格:5,500,000円
ロータス・エリーゼ
徹底的に無駄をそぎ落とした究極のライトウェイトスポーツカーがロータスのエリーゼ!
最近の車では当たり前のなった安全装備や大型ディスプレイなどのデバイスは付いておらず、車本来が持つ走る・曲がる・止まることだけを追求した現代では珍しいスパルタンな車です。
車両重量はわずか904kgですが積まれるエンジンは直列4気筒+スーパーチャージャーで220psの最大出力を持ちます。
インテリアはまるでサーキット専用車、レーシングマシンのような仕上がりで余計なものはありません(笑)
トランスミッションは6速MTのみという男らしい仕様。
好きな人だけ購入して楽しんで下さいという一切媚を売らない車がロータスのエリーゼ!
エリーゼ・スプリント220のスペック
- 全長×全幅×全高 :3800×1720×1130mm
- エンジン:直列4気筒+スーパーチャージャー
- 総排気量:1798cc
- 最高出力:220ps(162kW)/6800rpm
- 最大トルク:25.4kg・m(250N・m)/4600rpm
- 価格:7,452,000円
まとめ
Bセグメントは国産車だとアクア、ノート、フィットなど低燃費争いが熾烈で普通車では最も販売台数が多いカテゴリーです。
ただ輸入車になるとラグジュアリー性の高い車種や専用サスペンションやバケットシートを装備したホットハッチなど所有する満足感やドライブする楽しさを追求した車が多くなるのが面白いですね。
またBセグメントの輸入車ならボディサイズが小さいので狭い日本の道路でも扱いやすく燃費も良く経済的なので、初めての輸入車としてもおすすめ!
特にホットハッチの楽しさは試乗してみないと分からないので、少しでも興味のある車が見つかったらな気軽にディーラーを訪れて試乗してみてください!