ボルボの維持費

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ボルボはスウェーデンの自動車メーカーで高い安全性と上品なデザインで人気を集めています。

ただ外車なので維持費が心配な方も多いはず。

そこで今回はボルボの購入を検討しているけど、維持費が気になるあなたに向けて人気車種のV40を例として実際に掛かる維持費とお得に乗る方法をまとめました。

rina

他の車種を検討している方でも参考になるので、ぜひご覧ください!

ボルボの年間・月々にかかる維持費とは?

ボルボの車を購入したときの年間・月々にかかる維持費を計算するために、販売台数が多いコンパクトハッチバックのV40を例にします。

グレードと維持費に関係するスペックはこちら!

  • 車種名:V40
  • グレード:T3モメンタム
  • 総排気量:1497cc
  • 燃費:13.2km/L

以上の条件で年間・月々に掛かる維持費をまとめたところ年間で約32万円、月々で約2万7千円の維持費が必要との結果になりました。

項目 年間 月々
自動車税 34,500円 2,975円
重量税 7,500円 625円
自賠責保険料 13,040円 1,087円
任意保険料 45,000円 3,750円
ガソリン代 157,895円 13,158円
車検代 30,000円 2,500円
メンテナンス 30,000円 2,500円
合計金額 317,935円 26,495円
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各項目の詳細や計算方法については、これから詳しく解説していきます!

自動車税

自動車税はエンジンの総排気量で決まるのでスウェーデンの車だからといって国産車よりも高くなることはありません。

V40は1,497ccなので自動車税は34,500円/年となります。

その他、XC40やXC60は1,968ccなので39,500円/年です。

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ボルボは低排気量のエンジンにターボ・スーパーチャージャー・モーターなどを使ってパワーを補っているので、自動車税は安い部類に入ります。

重量税

自動車重量税は車両購入時と車検のときに払う税金で車両重量によって金額が決まり、新車購入時に初回車検までの3年分をまとめて納付して、そのあとは車検のたびに2年分を納付します。

V40の車両重量は1,480kgなので1年あたり7,500円

XC40は1,670kgなのでワンランク高くなり1年あたり10,000円です。

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ただ重量税は変動幅が小さいので、維持費としてはあまり気にする必要はありません。

自賠責保険料

自賠責保険は車の所有者に対して加入が義務付けられており強制保険とも呼ばれます。

自家用の普通車であれば料金は一律で決められているので、ボルボだからといって高くなることはありません!

自賠責保険も重量税と同じく車両購入時に初回車検までの3年分をまとめて払い、そのあとは車検のたびに2年分を払います。

1~3年目までは13,040円/年で月々あたり1,087円

4年目以降は13,920円で月々あたり1,160円になります。

任意保険料

自動車保険

自動車保険の任意保険料は車種以外にも年齢・等級・免許証の色・補償内容・保険会社によって大きくことなりますが目安としてダイレクト型(通販型)で30~34歳の平均年間保険料を紹介します。

V40だと、だいたいこのぐらいが相場です!

  • 車両保険なし:年間保険料は約40,000円
  • 車両保険あり:年間保険料は約60,000円

車両保険を付けるかどうかで年間保険料は約2万円の違いあります!

もちろん車両保険はつけるに越したことはないので、お金に余裕があればつけてください。

ボルボの保険料は国産車よりは高くなりますが、ベンツ・BMW・アウディなどドイツ車よりは安く済みます。

ただ最上級セダンのS90や最上級SUVのXC90は車両価格が約1000万円の高級車なので、保険料も高額になることを覚えておきましょう。

ガソリン代

ボルボの車種は使用燃料はレギュラーじゃなくてハイオク指定です。

ガソリン代はハイオクをリッター150円で年間10,000km走行と仮定して計算しました。

V40のJC08モード・カタログ燃費は16.5km/Lですが実際の金額に近づけるためカタログ燃費の60%である9.9km/Lを実燃費とします。

  • ハイオク:150円/L
  • 実燃費:9.9km/L
  • 走行距離:10,000km/年

以上の条件で計算した結果、年間のガソリン代は157,895円になりました!

これを1ヶ月あたりに換算すると13,158円です。

アクアやノートなどカタログ燃費が30km/Lを超えるコンパクトハッチバックと比べると高く感じるかもしれませんね。

ディーゼル

ただ、V40にはカタログ燃費が20km/Lのディーゼルエンジンもラインナップされているので、軽油をリッター120円として計算してみました。

実燃費は先ほどと同じくカタログ燃費の60%にしています。

  • 軽油:120円/L
  • 実燃費:12km/L
  • 走行距離:10,000km/年

以上の条件で計算した結果、年間のガソリン代は100,000円で1ヶ月あたりで8,333円になりました。

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ディーゼルのほうがハイオクに比べて1ヶ月あたり約5,000円も安いので、維持費をできるだけ節約したいならディーゼル一択です!

車検代

 

車検代は法定費用と呼ばれる重量税・自賠責保険料・印紙代の他に、ディーラーや車検業者が定めている検査料や代行手数料といった非法定費用の料金が掛かります。

非法定費用が車の点検に掛かる費用ですが、ボルボの正規ディーラーで受けた時の平均は約60,000円で、その他にもオイル交換やタイヤやブレーキパッドなどパーツ交換の料金が必要に応じて上乗せされます。

輸入車メーカーだと国産車メーカーに比べて約1.5倍ほど車検代は高くなるのでトータルで10万~15万円はかかると思ってください。

できるだけ費用を安くしたいなら車検専門工場や輸入車専門の自動車整備店など複数の業者に見積を提示してもらうのがおすすめ!

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ただ長く所有したいなら正規ディーラーで適切な整備を受けて車検を通すのがベストなのは言うまでもありません。

メンテナンス代

メンテナンス代は6ヶ月点検・法定12ヶ月点検と各消耗品の交換に必要な料金です。

輸入車のボルボは適切にメンテナンスを受けることが大切なので、きちんと維持費として考えておきましょう。

主な消耗品
  • エンジンオイル&フィルター
  • ワイパーゴム
  • ウォッシャー液
  • バッテリー
  • ブレーキパッド
  • タイヤ

毎年、交換する必要があるものはエンジンオイルとオイルフィルターで合わせて10,000円/年とします。

定期点検料を10,000円/年、消耗品代を10,000円/年とするとメンテナンス代は1年あたり30,000円程度は必要と考えてください。

アイドリングストップに対応した大容量のバッテリーやタイヤ交換をした年は、さらに追加費用が掛かります。

各消耗品を全て正規ディーラーで交換していると高くなるので、ワイパーゴム・ウォッシャー液・バッテリーなどは自分で交換すると安くおさえることができます。

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ボルボの純正部品は国産車よりも割高なので、簡単に交換できるものは自分で交換するのがおすすめ!

ボルボの維持費を安くする方法とは

ボルボは輸入車なので車検代や消耗品代が国産車より高くなります。

そのため維持費も高くなってしまいますが、できるだけ節約することで同クラスの国産車と同じぐらいの維持費に抑えることができます。

というわけで、さっそく節約する方法を解説します!

任意保険を見直す

ボルボの維持費を安くするには任意保険について見直しましょう。

新車を購入するときに今までの条件を見直すとかなり安くすることができますからね!

  • 補償内容を見直す
  • 運転者を本人限定、家族限定にする
  • 複数の保険会社で見積もりを取る
  • 代理店型(ディーラー型)ではなく通販(ネット)型にする
  • ネットから申し込み、更新手続きを行う

自動車保険の金額は保険会社によって大きく変わるので、1年に1回の更新のたびに見積もりをとって安い保険会社に変えるのがおすすめ。

特にディーラーなどを通じて申し込む代理店型から個人で申し込める通販(ネット)型にすると、年間保険料は3万円以上安くなるので代理店型で契約している方は通販型に切り替えてください。

かつての通販型は事故対応が遅いなどのデメリットがありましたが、現在は多くの方が通販型を選んでいるように事故対応についても丁寧で代理店型とほとんど変わりません。

ボルボ自動車保険(インテリガード10)に入る

ボルボの正規ディーラー

自動車保険は通販型じゃなくて安心できる代理店型と契約したいなら、ぜひディーラーが提供しているボルボ自動車保険(インテリガード10)に入ってください。

一般的な代理店型の保証内容に加えて、さらに手厚い10項目のオリジナル特典が付いてくるんです!

  1. フロントガラス補償
  2. リアガラス補償
  3. キー補償
  4. タイヤ補償
  5. スモールリペア補償(いたずら)
  6. スモールリペア補償(落書き)
  7. レンタカー補償
  8. チャイルドシート補償
  9. 愛犬アクセサリー補償
  10. 歩行者エアバッグ補償

また保険料は車両本体のローンに組み込むことができるので、面倒な更新や支払いの手続きを簡素化できるメリットもあります。

万が一、大きな事故に巻き込まれて車両が全損したときには、迅速に同一または同等クラスの新車を提供してくれるサービスもあり、ボルボオーナーなら加入必須と言えるでしょう。

燃費の良い走行を心がける

エコ運転

V40のカタログ燃費は13.2km/Lで4ドアのハッチバックとしては可もなく不可もなくといったところですが、使用燃料がハイオクなので同クラスの国産車と比較するとガソリン代が高くなります。

ハイオクはレギュラーよりも1リットルあたり10円高いので、節約したいなら燃費の良い走行を心がけることが重要です。

そこでガソリン代を節約するために燃費を良くする運転のポイントをまとめたので参考にしてください!

燃費を良くする運転方法10選

  1. ゆっくりと発進する
  2. 急加速はしない
  3. エコドライブモードで走行する
  4. エンジンブレーキを多用する
  5. タイヤの空気圧を適切に保つ
  6. 車内に余計な荷物を置かない
  7. 車間距離を適切に取る
  8. 渋滞や混雑を避ける
  9. エアコンのA/Cスイッチは暑い時だけONにする
  10. 短距離走行は控える

丁寧な運転を心がけることで燃費は良くなりガソリン代も安く済むようになります。

また安全運転にも繋がりますから事故のリスクが減って自動車保険の等級も上がり続けて良いこと尽くめ!

ガソリンが安くなるクレジットカードを使う

ガソリンスタンド

ガソリン代が安いスタンドで給油するのは節約の基本ですが、ガソリンスタンドと提携しているクレジットカードを利用することでガソリン代を更に割引することができます。

ガソリンスタンドを経営している石油会社のカードで支払うとリッターあたり1~7円の値引きを受けられる他に、クレジットカードのポイントも付いてくるなど様々なメリットを得ることができます。

カード所有者はロードサービス・レンタカー優待・旅行保険などの特典を受けられるので、車を所有しているなら1枚はガソリン専用のカードを作っておくと良いでしょう!

V40は燃料タンク容量が62リットルなのでハイオクがリッター150円のときに満タンにすると約9,300円も掛かります。

だからこそ、現金ではなくカードで払ってポイントをゲットしましょう!!

sakura

私はいつも現金で払ってるけど勿体ないのかな?

rina

ガソリンカードで払えばガソリン代が安くなるしポイントも付くからお得になるわよ!あとお釣りの用意もしなくていいし手間も省けてメリットだらけ!

ディーゼルモデルを選ぶ

ディーゼル

ガソリンエンジンとディーゼルエンジンをラインナップしている車種の購入を検討している場合、ディーゼルエンジンを選ぶことでガソリン代をかなり安くすることができます。

ディーゼルは使用燃料が軽油なのでハイオクに比べてリッターあたり約30円安くて、さらに低燃費ですからね。

さきほども紹介しましたがハイオクをリッター150円、軽油をリッター120円として年間10,000km走行したときにかかるV40のガソリン代は以下の通り!

  • ガソリンエンジン:157,895/年=13,158円/月
  • ディーゼルエンジン:100,000円/年=8,333円/月

年間で約6万円・月々で約5千円もディーゼルのほうが安いので維持費を抑えたいなら、ディーゼルを選んでください。

rina

ボルボのディーゼルは静粛性・加速性能に優れる優秀なエンジンなので、毛嫌いしてる人もぜひ一度試乗してフィーリングを確かめましょう!

車検をディーラーではなく専門店で受ける

車検

車検費用の内、法定費用はどこで受けても変わりませんが、検査料や代行手数料など非法定費用の料金はディーラーよりも車検を専門に行っている工場のほうが安くなります。

ディーラーで受けるのが最も安心安全ですが、あなたがお住いの地域に輸入車に特化したショップやボルボをメインに取り扱っている中古車販売店などで受けても良いでしょう。

特に1回目の車検は交換するパーツがほとんどありませんから基本料金が高いディーラーよりも、専門店や自分で運輸支局に持ち込んで車検を受けるユーザー車検のほうが安く済ませることができます。

車検も任意保険と同じく見積もりを取って安くて信頼できるお店で受けるようにしましょう。

主なボルボ専門店
rina

ボルボを安く維持したいならディーラーの他に信頼できるショップを見つけておくと良いですよ!

消耗品は自分で交換する

車に長く乗っていると各部品やパーツが消耗して交換する必要があります。

消耗品の交換をすべてディーラーに任せると部品代+作業工賃で高くなりますし、部品代も純正パーツなので決して安くありません。

ワイパーゴム・バッテリー・ウォッシャー液など、わざわざ純正品を使う必要がないものは、オートバックスやイエローハットなどカー用品店で買うのが圧倒的に安いですし、エンジンオイル・フィルター交換やタイヤ・ブレーキパッドに関しても専門店に頼むと格安で行ってくれます。

ボルボに適合するパーツはドイツの自動車パーツメーカー「BOSH(ボッシュ)」が数多く販売しているので、カー用品店ではBOSHの製品からチェックしてください。

ボッシュ

近年はインターネットを通じてカーナビ・エアロパーツ・シートカバー・サマータイヤ・スタッドレスタイヤなどの販売から取付までサポートしてくれる店舗があり、車に関するメンテナンス・カスタマイズをディーラーではなく自分でお店を見つけて行う人が増えています。

また安く買えるネット通販で部品を購入して持ち込みOKの工場で取り付けてもらうのもオススメです。

ボルボ・サービスパスポートに加入する

輸入車だし車検やメンテナンスはディーラーで安心して受けたいときはメンテナンスパックのボルボ・サービスパスポートに加入しましょう。

初年度登録日から3年以内の期間で必要な6回のメンテナンスを無償で受けることができます。

またボルボでは嬉しいことにナビゲーションシステムのバージョンアップも含まれています!

ボルボ・サービスパスポート
画像出典:ボルボ・サービス・パスポート | ボルボ・カー・ジャパン

 

気になる料金は表にまとめました。

車種のシリーズ 料金
40/60シリーズ 66,000円
90シリーズ 77,000円

6回のメンテナンス基本料とオイルやエアフィルターなど定期交換部品の料金が含まれるので、かなりお得なパッケージになっています。

さらに、車検を通した後の4年目・5年目もサポートしてくれるボルボ・サービスパスポートプラスというパッケージもあるので、長く大切に所有したいならこちらも忘れずに加入してください!

まとめ

最後にもう1度、維持費をおさらいします。

項目 年間 月々
自動車税 34,500円 2,975円
重量税 7,500円 625円
自賠責保険料 13,040円 1,087円
任意保険料 45,000円 3,750円
ガソリン代 157,895円 13,158円
車検代 30,000円 2,500円
メンテナンス 30,000円 2,500円
合計金額 317,935円 26,495円

ボルボの維持費は年間で約32万円、月々で約2万7千円と考えてください。

維持費の内訳としてはガソリン代が約半分を占めていますがディーゼルを選ぶことで年間で約6万円も安くできるので、節約したいならディーゼルを購入するのがおすすめです。

あと任意保険料・車検代・メンテナンス代は国産車より若干ですが高くなることを覚えておきましょう。

その他、賃貸物件やマンションにお住まいの方は駐車場代が別途に掛かります。

車に関するお金の話は分かりにくいので、つい考えることから目を背けがちですが生活に関係することなので、この記事を参考にして節約できる部分は節約することが大切。

購入を検討している人は維持費をシミュレーションして無理なく維持できるかの判断をしてください。

買ってから維持費が高いことに気がついても遅いですからね!

rina

維持費だけじゃなくて故障が心配なあなたはこちらの記事を続けて読みましょう!