アルファロメオはスポーティーな車を中心に製造販売しているイタリアの自動車メーカーです。
逆三角形型のフロントグリルや独特のデザインが魅力でお洒落な車としても知られるアルファロメオですが心配なのが故障ですよね。
イタリア車だから壊れやすいんじゃないか?と心配する方も多くて、欲しいけど買う勇気がなくて結局は日本車またはドイツ車を選んだ方を私もたくさん見てきました、、、
そこで今回はアルファロメオの故障について故障率や事例、そして安心して乗る方法をまとめたので、ぜひ参考にしてください!
アルファロメオの故障率
イタリア車のアルファロメオは外車の中でも特に壊れやすいイメージがありますが、実際はどうなのでしょうか?
まずは市場調査会社のJ.D.パワーが公表している自動車初期品質調査という新車購入後から約1年間の不具合件数をブランド別にまとめた調査結果を紹介します。
不具合件数は各メーカー100台当たりの数値として集計されたもので、数値が低いほど壊れにくいメーカーです。
自動車初期品質調査はJ.D.パワーが公平な第三者機関として実際に車を購入したユーザーを対象に調査を行っており、かなり信頼できる結果なのでアルファロメオの購入を検討しているならぜひご覧ください。
不具合指摘件数は内外装、エンジン、トランスミッションなど以下の計8分野223項目を合わせて総合的に集計しています。
- 外装
- 内装
- シート
- 空調(エアコン)
- 走行性能
- 装備品/コントロール/ディスプレイ
- オーディオ/ナビゲーション
- エンジン/トランスミッション
あなたに少しでもアルファロメオの故障についてよく知ってもらうために日本、ドイツ、イギリス、アメリカの調査結果を分かりやすくまとめました。
ただ残念なことにイタリアでは信憑性の高い調査が行われていないので、今回は紹介できませんのでご了承ください。
アルファロメオの調査が行われていない国もありますが、他社と比較すると参考になるので紹介しています。
日本での故障率
日本で販売されている15のメーカーを対象に行われた2018年版・日本自動車初期品質調査の結果がこちらです!
不具合指摘件数が少ないメーカー順に並んでいます。
ただアルファロメオは販売台数が少ないため調査は行われていませんが、車選びの参考になるのでぜひご覧ください。
順位 | メーカー | 不具合指摘件数 |
1 | ダイハツ | 57 |
2 | ホンダ | 61 |
3 | ベンツ | 62 |
4 | トヨタ | 64 |
5 | レクサス | 65 |
6 | 日産 | 67 |
– | 業界平均 | 67 |
7 | スズキ | 72 |
8 | 三菱 | 76 |
8 | スバル | 76 |
9 | BMW | 81 |
10 | マツダ | 88 |
11 | MINI | 91 |
12 | ボルボ | 98 |
13 | VW | 113 |
14 | アウディ | 127 |
Source:J.D. パワー 2018年日本自動車初期品質調査 (IQS)
この結果を見て分かるように外車はベンツを除くと全て業界平均値を下回っており、国産車より壊れやすいことが分かります。
ただ日本で正規販売されている輸入車はオートワイパー、電動パワーシート、最新テクノロジーを駆使した安全技術が標準装備されており、国産車よりも不具合が出る確率がどうしても高くなります。
例えば国産車のベースグレードは装備が必要最低限に抑えられており、不具合がでる箇所も少ないので壊れにくいのは必然ですからね。
ドイツでの故障率
車好きのあなたならご存知だと思いますがアルファロメオはフィアットグループの傘下です。
ドイツの調査ではアルファロメオだけではなくフィアット、フェラーリ、マセラティなどを含むフィアットグループ全体の結果が公表されているのでチェックしましょう。
順位 | メーカー | 不具合指摘件数 |
1 | トヨタ | 101 |
2 | セアト | 103 |
2 | ボルボ | 103 |
3 | シュコダ | 104 |
4 | ヒュンダイ | 105 |
5 | プジョー | 108 |
6 | 日産 | 114 |
7 | ベンツ | 124 |
8 | マツダ | 125 |
8 | スマート | 125 |
9 | 起亜 | 126 |
9 | オペル | 126 |
10 | VW | 128 |
11 | フォード | 129 |
12 | ルノー | 131 |
– | 業界平均 | 133 |
13 | 三菱 | 134 |
14 | ダチア | 138 |
15 | シトロエン | 155 |
16 | MINI | 161 |
17 | アウディ | 163 |
18 | フィアット | 179 |
19 | BMW | 185 |
Source:2018 Germany Vehicle Dependability Study (VDS)
ドイツでは1位にトヨタ、6位に日産、8位にマツダなど日本の自動車メーカーが上位にランクインしています。
そしてアルファロメオが属するフィアットは19メーカー中18位という結果で、最下位ではありませんが信頼性は高いと言えません。
イギリスでの故障率
イギリスの調査結果はJ.D.パワーではなく自動車保険会社のWarranty Directが公表している調査結果を紹介します。
こちらのランキングは故障率だけではなく修理に掛かる費用や部品代なども含めて総合的に評価しているため、高級車ブランドほどランキングは下位になります。
維持費が安いランキングとして見ると良いかもしれません!
順位 | メーカー | 総合評価 |
1 | ダイハツ | 2 |
2 | ホンダ | 41 |
3 | スズキ | 54 |
4 | トヨタ | 58 |
5 | マツダ | 65 |
6 | レクサス | 73 |
7 | フォード | 77 |
8 | ローバー | 79 |
9 | ルノー | 88 |
10 | スマート | 89 |
11 | 日産 | 89 |
12 | シュコダ | 92 |
13 | ヒュンダイ | 93 |
14 | プジョー | 96 |
15 | シボレー | 98 |
16 | フィアット | 99 |
17 | MG | 103 |
18 | スバル | 105 |
19 | 起亜 | 109 |
20 | 三菱 | 113 |
21 | シトロエン | 114 |
22 | MINI | 116 |
23 | ボルボ | 127 |
24 | ボクスホール | 129 |
25 | VW | 136 |
26 | セアト | 143 |
27 | サーブ | 144 |
28 | ジャガー | 172 |
29 | ジープ | 173 |
30 | ベンツ | 173 |
31 | BMW | 177 |
32 | サンヨン | 179 |
33 | アルファロメオ | 187 |
34 | アウディ | 195 |
35 | クライスラー | 206 |
36 | ランドローバー | 308 |
37 | ポルシェ | 355 |
38 | アストンマーティン | 390 |
39 | ベントレー | 530 |
40 | マセラティ | 774 |
Source:https://www.reliabilityindex.com/manufacturer
アルファロメオは40メーカー中33位と下位にランクインしていますが、日本ではドイツ御三家と称される30位のベンツ、31位のBMW、34位のアウディと非常に近いため、維持費という意味ではほぼ変わらないという結果になりました。
その他フィアットグループでは、コンパクトな大衆車を主に販売しているフィアットが16位、高級車メーカーのマセラティは最下位という結果。
ちなみに24位のボクスホールはイギリスでオペルを販売しているブランドで、32位のサンヨンは韓国の自動車メーカーです。
アメリカでの故障率
自動車大国アメリカの結果を見ていきましょう。
アメリカでは32メーカーを対象にして調査が行われました。
順位 | メーカー | 不具合指摘件数 |
1 | 起亜 | 72 |
2 | ジェネシス | 77 |
3 | ポルシェ | 78 |
4 | フォード | 86 |
5 | ラム | 86 |
6 | BMW | 88 |
7 | シボレー | 88 |
8 | ヒュンダイ | 88 |
9 | リンカーン | 92 |
10 | 日産 | 93 |
11 | VW | 93 |
12 | MINI | 94 |
13 | ビュイック | 95 |
14 | トヨタ | 95 |
– | 業界平均 | 97 |
15 | レクサス | 98 |
16 | GMC | 99 |
17 | クライスラー | 102 |
18 | ベンツ | 102 |
19 | アキュラ | 103 |
20 | キャデラック | 105 |
21 | ホンダ | 105 |
22 | ダッジ | 106 |
23 | インフィニティ | 107 |
24 | ジープ | 107 |
25 | スバル | 113 |
26 | アウディ | 115 |
27 | マツダ | 125 |
28 | ランドローバー | 131 |
29 | 三菱 | 131 |
30 | ボルボ | 134 |
31 | ジャガー | 148 |
32 | フィアット | 163 |
Source:2018 U.S. Initial Quality Study (IQS)
アメリカでは1位が起亜、2位がジェネシスと韓国の自動車メーカーがワンツーフィニッシュを決めるという意外な結果になりました。
そしてアルファロメオが属するフィアットグループはなんと最下位、、、
アメリカ人の運転にイタリア車は合わないのでしょうか!?
故障率が高い理由
今まで見てきたようにアルファロメオは故障率が高いことが分かりましたが、その理由について解説をします。
フィアットグループの車は品質が低い
アルファロメオが属しているフィアットグループは全体的に不具合が多く品質は低いと言わざるを得ません。
国産車やドイツ車よりは壊れやすいことは調査結果を見ても分かりますよね。
またアルファロメオ、フィアット、マセラティの車は壊れにくさよりも、運転する楽しさや娯楽性を追求していることも理由に挙げられます。
シングルクラッチのセミオートマシステム「デュアロジック」や世界的に見ても珍しい乾式のデュアルクラッチ「アルファTCT」は不具合の報告が多いのも事実ですが、他メーカーでは味わえないドライブフィールを楽しめるトランスミッションです。
ただ2017年から発売されているジュリアでは信頼性の高い8速のトルクコンバーター式ATを採用するなど品質面でも改善が見られます!
日本の道路環境や気候に合っていない
アルファロメオに限らず外車が日本で壊れやすい理由としては国産車と違って日本向けに開発されているわけではないので、日本の信号や渋滞が多い道路環境や夏は高温多湿で冬は雪が降るほど寒くなる年間を通じて寒暖差が大きい気候に適してないからです。
特に日本の梅雨から真夏にかけての時期はイタリア車にとっては過酷な環境!
例えばゴム・樹脂・プラスチックなどを素材にした部品は国産車だと耐久温度を100度で作られていますが、イタリア車だと70度で作られていることがあります。
夏の気温が日本ほどは上がらないイタリアだと耐久温度を100度にする意味は少ないですからね。
耐久温度が違うということは品質や寿命にも違いがあるわけで、35度以上の猛暑日が続く日本の夏に耐えられるように作られた国産車のほうが信頼性は高くなるのは必然です。
ラジエターホースやタイミングベルトなどの劣化が国産車より早くて交換サイクルも早いのは日本の気候が原因なのよ!
日本の夏って湿度も高いから車にとっては過酷なんだね、、、
アルファロメオの故障事例と修理費用
各車種の故障事例と修理費用を紹介します。
アルファロメオ147・セレスピードの故障
アルファロメオ147、156、GTなどで採用されたセミATのトランスミッション「セレスピード」はATでありながらMTのように任意のタイミングでギアを変えることができ、楽しいドライブを楽しめます。
ただデメリットは何といっても故障が多いこと!
当時はセミATの技術自体が発展途上だったのでクラッチの消耗がMTよりも早かったり、セレスピードの動作を制御するアクチュエーターの不具合が多発していました。
今はセミATも改良されており信頼性も高くなっていますが、年式が2000年前後のセレスピードを買うときは納車前にしっかりとメンテナンスや交換をしてもらうのがおすすめです。
もし保障が切れた後に交換になると約20万円ほどの修理費用が掛かりますからね!
アルファ156・内装のベタつき
車の故障ではありませんがアルファロメオをはじめとするイタリア車によく見られるのが内装のベタつきです。
国産車だと内装のパネルは硬いプラスチック素材ですが、イタリア車は独特の質感を持つ素材が使われており年数が経過するとともにベタベタしてきます。
このベタつきをイタリア車ならではの風合いや味として楽しめてこそ、本当のイタ車好きかもしれません(笑)
アルファロメオ159・フューエルポンプからのガソリン漏れ
アルファロメオ159は燃料ポンプからガソリンが漏れる不具合が多くの個体で見られます。
燃料ポンプは樹脂製のため日本の高温多湿の気候に弱くて、ヒビや亀裂が入ってガソリンが染み出すように漏れだします。
159にお乗りで車内がガソリン臭いと感じたら、ほぼ間違いなく燃料ポンプが原因なので、すぐディーラーで見てもらいましょう!
修理費用は1万円程度です。
アルファロメオGT・エンジンチェックランプ点灯
エンジンチェックランプなどの警告灯がメーターパネル内に表示されると不安になりますが、エンジンを掛けなおすと何故か警告灯が消えるのはイタ車あるあるです(笑)
特に147、156、GTは警告灯がついたり消えたりするのはよくあること!
ただ念のために警告灯がついたらディーラーで見てもらって、何が原因でついたのかを調べてもらってください。
本当にエンジンに不良があってオーバーホールなどが必要になると30万~50万円は修理費用が掛かります。
ミト・パワーウインドウ落ち
外車で多い故障といえばドアサイドのパワーウインドウが落ちてしまい上がらなくなる窓落ちで、ウインドウレギュレーターのワイヤー切れやモーター不良が原因で発生します。
国産車では滅多に無い故障なので初めて窓落ちの故障を経験するとビックリしちゃいますが、外車あるあるなので慌てずに対処しましょう。
力任せに上げるとガラスが割れるなど危険が伴うのでディーラーの整備工場に持っていき直してもらってくださいね。
修理費用は3万円~5万円が相場ですが保証に入ってれば、もちろん無償で交換してもらえますよ。
ジュリエッタ・TCTの不具合
デュアルクラッチはアルファロメオに限らず故障多いことで知られており、VWやアウディのDSGでも故障が多発しました。
デュアルクラッチは日本のように信号・渋滞多くてストップ&ゴーを繰り返す運転に不向きなトランスミッションです。
滑らかに発進させるために半クラッチの時間が長くなり、クラッチディスクやアクチュエーターが消耗しやすく、走行距離が長くなるにつれてギクシャク感が大きくなり、最終的には変速不能になることもあります。
ただ現在はデュアルクラッチの技術も成熟が進み信頼性も高くなっているので、新車で買う分には特に気にする必要はありません。
2010年前後のミトやジュリエッタを中古で検討している場合は走行距離が5万km以下の個体を選ぶようにしましょう。
故障・トラブルの心配なく安心して乗る方法
アウディに乗りたいけど、やっぱり故障が心配なあなたに向けて安心して購入して維持する方法についてまとめました!
新車で買うならエクステンデッドワランティー を付けよう
アルファロメオを新車で買うと登録から3年間の保証(走行距離は10万kmまで)が付いてきます。
エンジン、トランスミッション、電気系統などの純正部品に不具合が見つかった場合に無償で修理対応してくれる安心の保証内容です。
新車で買えば3年間はもし不具合があっても保証で直すことができますが、もっと安心に乗りたいときはエクステンデッド ワランティーという2年間の延長保証(有償)に入ることをおすすめします。
新車保証3年+エクステンデッドワランティー2年で計5年は故障が見つかっても無償で直すことができますからね。
Source:https://www.alfaromeo-jp.com/maestroservice/stelvio_service.php
エクステンデッドワランティーは申込時期や車種によって料金は変わります。
例えばSUVのステルヴィオは新車購入時に加入すると2.2Lのガソリンモデルが114,480円、2.9Lのハイパフォーマンスモデルのクアドリフォリオが153,360円です。
新車購入時ではなく初回車検前に加入することもできますが金額は約7万円も高くなってしまうので、5年間は安心して乗りたいなら新車購入時に加入するのがベスト!
中古で買うなら認定中古車にしよう
アルファロメオを中古で買うなら正規ディーラーで約100項目におよぶ点検・整備を行った認定中古車(Autoexpert)がおすすめです。
初年度登録から3年以内の認定中古車なら5年保証を付けることができ新車同然の保証内容で乗れちゃうので、新車に拘りが無い方はぜひ中古車をご検討ください。
認定中古車は低価格というメリットの他にも新車同様の品質の高さと正規ディーラーによるアフターサポートを受けられるという付加価値もあり高いコストパフォーマンスが魅力です。
特にアルファロメオは中古車になると値下がりが大きいメーカーで、ほぼ新車同然の新古車でも新車より50万円程度安く売られることがよくあります。
保障内容は充実しています
新車または認定中古車を正規ディーラーで購入したときに付く保証内容は以下の通りです。
ほぼ全ての部分が保証対象なので、もし壊れても修理費用を気にする必要はありません。
- ボディ内外装品
- オーディオ/ナビゲーションシステム
- エアコン/ベンチレーション
- エンジン/ターボチャージャー/オイル潤滑装置
- トランスミッション
- 排出ガス浄化装置
- ステアリング機構
- ブレーキ機構
- サスペンション/ショックアブソーバー
正規ディーラー以外で購入するときの注意点
正規ディーラーじゃなくて町の中古車販売店や外車を幅広く扱う自動車販売店で買うときは、保証内容や期間がお店によって異なるので必ずしっかりと確認してください。
3ヶ月しか保証が付かないのに1年保証と思い込んで購入する人は多いですし、修理費用もお店によって全く異なります。
また納車時にタイミングベルト、タイミングチェーン、スパークプラグ、バッテリー、各種オイルなどの消耗品が新品に交換されているかを自ら確認することも忘れないでください。
ただ購入前にチェックしておきたい項目は数えきれないほどあり素人では分からないこともあるので、必ず販売店の営業マンまたはスタッフさんに車両状況を聞きながら購入するかを検討しましょう。
特に5年落ちor走行距離50,000km以上の個体は故障リスクが高いので慎重に判断してください!
- 年式やグレード
- タイヤの確認(残溝や交換時期)
- 整備歴・点検簿は残っているのか
- エンジンオイル、ブレーキオイルの交換時期や残量
- 前オーナーはどのような使い方をしていたのか
- コーディングで変更された点
- 購入後の保証期間とアフターサービス
あなた自身が車に詳しくて状態の良い車両を見抜けるなら町の販売店から購入した方が安く買えますが、車に詳しくないなら正規ディーラーから買うのがベストです!
2010年式のブレラが130万円で売られてるんだけど安いよね?前から欲しかったから買っちゃおうかな!
確かに安いけど修復歴とか確認したの?正規ディーラーじゃないお店で保証が1ヶ月しか付かないみたいだから私は辞めたほうが良いと思うけどね。
そうだよね。。。もし壊れたら面倒くさそうだから貯金して認定中古車を買うことにします。
アルファロメオは壊れやすい?まとめ
アルファロメオはツインスパークエンジン、セレスピード、湿式のデュアルクラッチなど他社とは違った技術を多く採用しており、これがアルファロメオらしい官能的な走りやアルファサウンドと呼ばれる独特のエンジン&マフラー音を生み出しているわけですが不具合が多いのも事実です。
ただ2017年に発売されたジュリア、2018年に発売されたステルヴィオは信頼性の高いトルコン式の8速ATを採用するなど品質面は飛躍的に向上しています。
またイタリア車は日本の気候に合わせて作られているわけじゃないので高温多湿に弱くて樹脂やゴムを素材としたパーツの劣化が早く交換サイクルが早いことも、故障が多いと言われる原因です。
できれば青空駐車じゃなくて屋根ありのカーポートやガレージがあるとベスト!
世界的に見ても壊れにくいことで評価の高い日本車に比べると故障のリスクが高いのは事実かもしれませんが、エンジントラブルで走行不能になったりエアコンが全く効かなくなるといった致命的な故障はほぼ無いですし、しっかりと正規ディーラーで点検・メンテナンスを受けていれば安心して乗ることができます。
アルファロメオをトラブルの心配なく乗りたいなら正規ディーラーで新車もしくは認定中古車を買うのがベスト!
安いからといって年式が古くて整備も十分にされていない車両を買ってしまうと壊れなくても消耗品の交換費用が掛かりますし、維持費が高くついて泣く泣く手放さざるを状況に追い込まれるかもしれません。
もちろん、あなた自身が車に詳しかったり整備士の知り合いがいるなら町の中古車販売店で安く買うのも1つの選択肢ですけどね。
所有する喜びは大きいです
アルファロメオの官能的な走りとエキゾーストサウンド、そしてお洒落な内外装は他社では真似のできないものです。
- 吹きあがりの良いエンジン
- 気持ちの良いエキゾーストサウンド
- センスの良いデザイン
あとイタリア車というだけで女性ウケもよくモテます(笑)
若い人が乗っていればセンスよく見られますし、50代~60代の男性ならちょいワル親父になることができます。
所有する喜びはかなり大きいので、ぜひ興味があるならディーラーを訪ねて試乗してみましょう!